こんにちは、「難病の痛み、しびれ、症状の緩和や心の悩みの相談に!」
難病慢性疾患乗り越えネットの浅川です。
先日、難病患者のウツ症状の割合について簡単にご紹介しました。
実際、私に相談しに来る方の中の一部にも、
ウツを患い、病院に通っている方がいらっしゃいました。
カウンセリングでほとんどの方の心の状態が前向きになって、
自分を変えようと進み始めます。
その結果、生活の質が向上するのですが、
ここで思わぬ障害にぶち当たる方がいました。
それは本人が改善を実感していても、
病院ではなかなか理解されない場合があるという事です。
もちろん患者の状態が良くなったら少しづつ薬を減らす
お医者さんもいらっしゃいます。
その一方で、本人の状態がどんなに良くなったとしても、
うつの薬をめいいっぱい処方する慎重派のお医者さんもいらっしゃいます。
私は、お医者さんに縛られる状態にいる相談者さんに
少しでも希望を見い出せるようにしたいと、感じていました。
そんな時に、薬を使わない精神科医に出会いました。
その先生は心の状態を変える事でウツ病患者を救おうとしています。
そんな先生に、この度、インタビューをすることになりました!
聞くべきことはほぼ整理しているのですが、、
せっかくの機会ですので、ご意見を集めようと思います。
うつ、そううつ病を患っている方や
そのような患者に係っている方を対象にしたアンケートです。
下のリンクに、アンケートをつけていますので、該当者で協力いただける方は、
ぜひアンケートにご協力くださいね。
(*ご意見募集は7/11 (土)までです)
ご協力、よろしくお願いします。
4月末出版の「難病患者の教科書とは?
自分も14年前に女性関係でうつ病になり、その後一時復調していましたが5年ほど前に仕事により
仮面うつ病と死んだされ、2年服薬しながら仕事し、その後1年半自宅療養、現在再就職に向け
職業訓練校を卒業して就活しております。
最初のうつ病の時は、体が重くて動かず、不眠症、原因になった事を答え出ているにもかかわらず
エンドレスで考え仕事の判断力が低下する事態になっておりました。
原因の女性と同じ地域に住んで居たのですが、転職により住む地域が離れ、少し良くなったところで
周りから強く精神科受診を進められてカウンセリングを受け、ドクマチール、マイスリーを処方され
診断結果はうつ病の治りかけとの事でしたが、ドクマチールを処方通り飲むと、仕事に支障が出たため
処方を半分量にしてもらっていました。
ただ、対処療法的なもので、仕事はできる様になった反面、時折、フラッシュバックが出たり
気分にむらが出たため困っておりましたところ、認知行動療法の本に出会い、女性から否定された自分の
生活、性格、仕事が否定されるべきものではなく、むしろ認知行動療法の目標とされる、性格等々だと
知った事で、過去の自分を取り戻し、劇的に回復しました。(発病したと思われる時より約3年半ほどかかりましたが)
その後、諸事情により田舎へ戻る事となり、前の仕事についておりましたが、今思えば完全に完治しておらず
仕事の内容が2年で変わり、パワハラ、仕事の難しさもあり、仮面うつ病を発症し、
ユーパン、サインバルタ、ニトラゼパムを服用していました。
会社を辞めて原因が無くなって一年ほどで減薬を開始し、半年後には医師から仕事ができる状態に戻ったとの
診断書を頂きました(職安で就職活動するために診断書が必要とされた)
減薬期間には医師より自己判断で飲む量を減らして良いとの事で徐々に減らしてましたが、体の不調が治った後に出る
精神面の不調が全く出ず、認知行動療法が効いていたのだろうと個人的には思いました。
最初のうつ病の際も仮面うつ病の時も、医師からは薬しか処方されず、問診は現在状態の確認だけにとどまり
認知行動療法の様なカウンセリングはなかったのですが、個人的に本屋で認知行動療法に出会ったおかげで
現在の状況があるのだと考えています。
ただし現状でも、フラッシュバックやショートカット的思考、気分の浮き沈み、再発への不安があり
気をそらせる事で悪化を防いでいます。
又、この文章でお分かりになると思いますが、論理的思考が纏め辛くなっているようで、文章に纏まりが
無くなってしまったりもしております。
上記を踏まえた上で、
投薬はショートカット的な思考を通常に近く戻したり、不眠症による体力の消耗を防いだり、体の重苦しさの緩和は
してくれますが、対処療法であり、根本的な治療には認知行動療法などによる考え方の変更や自身の苦痛体験の
吐き出し、原因の除去(転居や転職)などの必要性があると経験から感じています。
投薬も無ければ思考をする事ができない場合もあるので、思考する事ができる様に戻したり、体力の消耗を防ぐ為には
必要ですが、根本治療ができるわけではないので、薬だけに頼った治療は無駄な気がします。
自分の辛かった経験が少しでもうつ病に苦しんでいる方の力になれば幸いです。
出口さん
ご自身の体験を書いてくれてありがとうございます。
とても助かります。
「薬は対処療法」、その通りですよね。
一時的に症状を抑えるのは薬でできますけれど、
根本が変わらなければ、状態は変わりませんからね。
患者さんとカウンセラー、お医者さんが協力できるような形を目指していければ、と思っています。