こんにちは、難病慢性疾患乗り越えネットの浅川です。
ここ最近、急に寒くなってきましたね。
そろそろインフルエンザも流行ってくる季節になるかも知れません。
ところでインフルエンザといえば、抗インフルエンザウイルス薬が一時期話題になりましたね。
タミフルというお薬を服用した10代の子供が異常行動を起こしたとか。
その結果、タミフルの服用が敬遠された時期があったように思います。
実際のところ、タミフルが悪かったのでしょうか?
厚生労働省の「インフルエンザQ&A」というサイトに興味深い話が載っていたのでご紹介しますね。
・タミフルと異常な行動の因果関係について、疫学調査の解析結果のみから明確な結論を出すことは困難であると判断された。
・タミフル服用の有無にかかわらず、異常行動はインフルエンザ自体に伴って発現する場合があることが明確となった。
・平成19年3月の予防的な安全対策以降、タミフルの副作用報告において、10代の転落・飛び降りによる死亡等の重篤な事例が報告されていない。
実は、異常行動はインフルエンザ自体に伴って発現する場合があるそうです。
異常行動の原因と言われたタミフルさんもいい迷惑ですよね。
以前、医師に話を聞いたことがあるのですが、インフルエンザにかかった子供の異常行動自体は昔からあったそうです。
ですからインフルエンザになったら薬の利用有無にかかわらず、異常行動に気を付けてくださいね。
このように一時騒がれた情報も、間違っているケースも多々あります。
代替療法も一時期のブームに影響されずに、効果があるという証拠があるものを選んで利用してくださいね。
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