こんにちは、難病慢性疾患乗り越えネットの浅川です。
身体が少し不自由になった事で、制限されたことは何でしょうか?
今までより活動できる時間が短くなったことはありませんか?
先ほど、日本シーティングコンサルタント協会の木野瀬理事長とお話しをしてきました。
「シーティング」という言葉をまだ知らない方もいらっしゃるかと思うので、少し説明しますね。
シーティング技術は椅子・車いすや座位保持装置を適切に活用し、障害のある人には二次障害を予防し自立性を高めることや、介護負担を軽減する技術です。
車いすの方のためだけの技術と思っていたのですが、予防の視点という意味で一般の生活でも椅子に座っている状況を改善することもでき、腰痛予防や作業性向上のためにも利用されているそうです。
慢性化になり得る症状を避けるためにも良いかもしれませんね。
座位の姿勢を改善して身体の状態をサポートするためのシーティング技術の研究、
シーティング相談に従事する理学療法士、作業療法士に対する教育指導、
シーティングに関する製品評価並びに車いす使用者等に対する相談事業、
上記のような事を行っているのが日本シーティングコンサルタント協会です。
身体の症状を持つ方や疲労がたまりやすい方にとっては嬉しい技術ですね。
4月末出版の「難病患者の教科書とは?