こんにちは、難病・慢性疾患乗り越えネットの浅川です。
本日から始まるワールドカップ、という事で先日に続いて「治らない病」を抱えながら活動しているサッカー選手のお話しです。
実は元日本代表選手で、治らない病を克服して活動した選手がいたことをご存知でしょうか?
今から10年前の2004年、選手として活動しているある日、左足に激痛を感じました。
病院で確認してみると、原因不明の難病「突発性大腿骨頭壊死症」である事が分かりました。
この病気は進行すると安静時においても持続的な痛みがあり、鎮痛剤が必要となるような病気だそうです。
このままサッカーを続けたら歩くことすらできなくなると言われていましたが、サッカー選手として復帰するためにリハビリを継続したそうです。
医師からは止めろと言われていたが、「このまま止めていいのか?」と自分に問いかけた時、もう一度ピッチに立ちたいという気持ちの方が強く、リハビリを続けたそうです。
その結果2005年には、難病を乗り越え727日ぶりにJリーグの試合に復帰しました。
その後、相模原市を拠点としたクラブチーム「SC相模原」を立ち上げて代表として活動を始めました。
Jリーグを目指し、県3部からスタート。2013年には、JFL昇格を果たしたそうです。
彼の名前は望月重良さん。
もちろんリスクをきちんと認識して活動する必要はありますが、彼の挑戦心、諦めない気持ちは見習いたいですね。
( 引用元:生きるを伝える 映像 http://www.tv-tokyo.co.jp/ikiru/movie81.html )
4月末出版の「難病患者の教科書とは?