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こんにちは、難病慢性疾患乗り越えネットの浅川です。

 

電子書籍を出すにあたって、改めて私がどういった経緯で難病をメンタル面で克服したか、書籍を書くに至ったかについてをお話ししたいと思います。

 

 

今回はお昼の記事の続きです。

(お昼の記事 ⇒→● )

 

多発性硬化症を宣告されて、健康を感じるためにフルマラソンにチャレンジしましたが、2年ほどたっても5kmまでしか走れませんでした。

 

 

そんな時に、私は運命の出会い、「コーチング」というものに出会いました。

 

2009年の1月に本屋に立ち寄って何気なく本を眺めていたら、ある本が目につきました、それがコーチングの本でした。

 

なにか勉強していたら変われるかもしれないと思い、本を読みました。

その中には、成功の80%は心理面にかかっているとの記述がありました。

心を変えるのであれば、、そう思い、書籍の著者のセミナーに行きました。

そして、著者の弟子にあたる方からセッションを受けました。

 

 

これまで「自分の現状:悩み」のことばかりを考えて行動していたのですが、コーチからこんな質問をされました。

 

「もし目標を達成、フルマラソンを完走することができたら、もしかしたら他の人を勇気づけられるんじゃない?」

 

今まで、そんな風に考えたことはありませんでした。今を乗り切ることに精いっぱいでしたから。

 

しかし、この質問をされた時に、今の苦労も悩みも、、何かの役に立つのかもしれない!!という事に気付きました。

 

そして、病気もちで行動を恐れていた人間が、病気に臆することなくマラソンを完走することができたら、同じように行動できない悩みを抱えている人たちに行動するきっかけを与えられるんじゃないか?と考えるようになりました。

 

 

このように考え始めてから、すべてが変わりました。

 

今まで散々悩まされてきた自分の病気は目標を達成した時の自分から見たら大きな力になっていることに気づきました。

今まで努力が怖かったけれども、「誰かの役に立つのでは?」と思えば行動することができました。

たとえ途中で病気になったとしても、そこから復活することができれば、さらに症状の重い人に勇気を与えられる!と考えられるようになりました。

 

それから行動が劇的に変わりました。

 

会社から帰って、毎日5-10km走って、そのあとでSNSで病気を抱えている人を見つけてはメールを出しました。

私の行動を目にすることで、もしかしたら楽になってくれるかもしれないと考えました。

一日1時間近く運動して、そのあと2、3時間ほどネットをしていました。

結局この時の睡眠時間は1日3~4時間、今にして考えてみたら病気に気付く前よりも過酷な日常でした。

 

でもあまり疲れを感じませんでした、それどころかむしろ力がどんどん湧いてきました。

なぜならマラソンを完走した後に待っている幸せをすでに見て感じていたからです。

 

結局2年かかって達成できなかった目標は、考えが変わった2009年の3月から3カ月後に達成することができました。

外気温30℃の暑い日で、足が焼け、30km地点を超えた時には足が上がらないくらい疲れてましたが、あきらめずに走ることができました。

 

もしかしたらこの行動をとる事で、病気が発症して大変な事になっていたかもしれません。

しかし私は、この経験から心の持ち方次第である程度の事はどうにかできるという事を学びました。

 

今となってはあれほどいやだった難病も、自分にとっては大きな価値があるという事に気づきました。

これがきっかけで、私は他の人に勇気を与えられる存在になれたからです。

 

 

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4月末出版の「難病患者の教科書とは? 難病を乗り越えるヒント