こんにちは、難病慢性疾患乗り越えネットの浅川です。
電子書籍を出すにあたって、改めて私がどういった経緯で難病をメンタル面で克服したか、書籍を書くに至ったかについてをお話ししたいと思います。
二回にわたって、「難病を心で乗り越えた方法」という事で、自分の経験をお話しさせていただきました。
ここで何割かの方が、こう考えたかと思います。
「病気が悪化していたら、頑張ることもできなかったし、後悔していたのではないか?」
その気持ちはよくわかります、フルマラソンに挑戦した時、病気が悪化した場合も考えられるのですから。
実は先日から書いたこのお話し、ある講演会でお話しした内容をそのまま利用しています。
ある高名な登山家の講演会で、350人以上の方が集まっていました。
その前にミニ講演という事で10分ほどお話しさせてもらいました。
その講演会の2か月ほど前、ちょうど講演会で話をするオファーが来たころだったと思います。
私は持病で入院していました。
今度は下半身と右上半身に痺れが出て、階段を上るのもつらいような状態になっていました。
以前の私だったらこう考えて、不安を募らせていたと思います。
「このまま足が悪くなったら、車いす生活で一生を送るかもしれない」と。
しかしこのころには自分の難病にも価値があると信じていたので、
「私が入院することになって何ができるようになるのか?」と考えました。
そして同じように入院している人の話を受け止めて、元気になってもらうことができるのではないか、と行動しました。
この時の私の入院期間は3週間ほどでしたが、私が退院する時には入院中にお話していたおばさん達が、わざわざお礼を言いに来てくれるようになっていました。
多少困難があったとしても、人をサポートできるような状態になれたと感じています。
4月末出版の「難病患者の教科書とは?
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