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こんにちは、難病慢性疾患乗り越えネットの浅川です。

 

実は「難病初心者の教科書」では、障害者手帳の話にも少し触れています。

 

その中の一節をご紹介しますね。

 

「障がい者」という響きを嫌がるため、障害者手帳を取る事に抵抗を感じる方もいます。

 

私の知人の父親で足を悪くしてしまった方がいました。その方はほとんど歩けないような状態になっていたそうです。家族も知人も障害者手帳を取るように勧めました。しかし「障がい者になるのは嫌だ」と、障害者手帳の申請をしなかったそうです。

その結果、お父さんは外に出ないようになり、家族もお父さんのサポートで疲れて家庭関係にも影響が出たそうです。

 

最終的には障害者手帳を取得して車いすを利用するようになったそうですが、果たして障害者手帳を取った時と取らないときで、どちらの方が知人の父親にとって良い結果に結びついたでしょうか?

 

車いすや周囲のサポートがあっても外に出て活動している方と、自分が障がい者のようになっているからと外に出られずにひきこもっている方。もしあなたが「障がい者」という言葉に悪いイメージを持っているとしたら、お聞きしたい事があります。あなたがなりたくないのはどちらの状態でしょうか?

 

難病患者、障がい者という言葉のイメージに惑わされないように。本当にほしいものは何か?というものを意識しながら活動していきたいものです。

 

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4月末出版の「難病患者の教科書とは? 難病を乗り越えるヒント